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おいしそう!をつくるコツ ひと手間で映える写真に変わる方法

2019年8月20日
コラム
三輪 友紀

料理を作ったらインスタで写真をアップすることが生活の一部になっている方も多いんじゃないんでしょうか。

素敵な写真をアップしたい…!と色々工夫を凝らして撮影されていると思います。

カメラマンである私にも

「どうやったら料理の写真って上手く撮れるの?」

とよく質問されるのですが…

・高価なカメラやレンズ、ライトを買う

・普段使わないような洒落た食器でコーディネートする

・料理写真の撮り方の書籍を購入してもらう(弊社制作ならなおよし)

ハードルが高めの答えになってしまい、

「そうねえ…..(空を見上げる)」

と、うやむやにして会話を終わらせてしまいがちです。

写真の理論や理想的な条件を細かく説明されても、実行することって難しいと思うのですよ..。

ということで、誰でも真似できる料理写真の小ワザをご紹介します。

今回はブラインド越しの柔らかな光で撮影しましたが….

1.フーフー作戦

おいしそうなアイスクリームですが、霜によってぼんやりした色味に写ってしまいます。

でもストローでフーフーすると..

クリアな色味になりました!

2.あぶり出し作戦

このままでもおいしそうですが、

ライターなどで炙ると….

こちらの方がよりワッフルの温度感が伝わりますよね。(ワッフルは温めていません)

いずれの方法も撮影現場でよく使われる小ワザですが、ほんのひと手間で写真の見え方が大きく変わります。

シャッターを押す前に、何かできることはあるかな…と考えると

オリジナルな技が誕生するかもしれません。

撮影するプロセスも楽しんで、素敵な写真をアップしてみてはいかがでしょうか。

三輪 友紀
ダンク所属のカメラマン。甘党。おいしいもの好き。