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ネイルUP!88号(3月23日発売) 企画で学んだ、セルフのジェルネイルを実践!

2019年5月3日
編集後記
さかぐち

隔月刊の雑誌『ネイルUP!』(ブティック社発行)の制作チームになり、半年以上が過ぎました。

今号では自分でジェルネイルをするときの基礎を紹介する「セルフジェルネイル A to Z」という企画を任され、全く知識がないところから勉強していたネイルについて、復習をすることができました。

今回は、そこで学び直したことを実践し、セルフネイルデビューをしてみようと思います。

2019/03/23「ネイルUP!5月号」(ブティック社)

 

ジェルとは自然乾燥させるマニキュアと違い、UVライトやLEDライトをあてることで硬化するネイルアイテムです。使用するのに手間はかかりますが、ツメを厚くして強く硬く仕上がり、割れにくくしてくれます。そしてマニキュアよりも長持ちする特徴があります。ライトを当てるまでかたまらないので、アートの幅も広がります。

 

カラーを塗る前に、ツメのケアが必要です。

はじめにエメリーボードという少し粗めのツメヤスリで、ツメの形を整えます。全ての指のツメの長さと形を揃えるのがなかなか難しかったです。削ると、ツメの裏にバリというツメの薄皮が残るので、これもスポンジバッファーという柔らかいヤスリできっちり取り除きます。

ぬるま湯に指先を浸け、ツメ周りの皮を柔らかくします。メタルプッシャーという甘皮を押し上げるアイテムを水で濡らし、甘皮を優しく押し上げて、ツメ周りをキレイに整えます。

このときプッシャーの角度を寝かせすぎるとキワの奥に入りこみ、ケガの原因になります。そして角度をつけすぎたり、左右に動かしたりするとツメの表面を傷つけてしまうので、プッシャーは45度ぐらいを保ち、上下に気をつけて動かす必要があります。詳しく知りたい人は「ネイルUP!」88号63〜65ページをご覧ください。

自分で行うのが思った以上に難しく、慎重に作業を進めました。

甘皮が固くなっている場合は、キューティクルリムーバーという甘皮を柔らかくする溶液を使うと、作業がスムーズです。ケアが不十分だった私は甘皮も固くなっていたので、今回リムーバーにお世話になりました。

押し上げた甘皮をガーゼでキレイに拭き取ったら、スポンジバッファーでツメの表面を軽くサンディングします。これによりツメ表面に軽く傷がつき、ジェルが密着しやすくなります。ツメが薄くなりすぎないよう注意して、ツメのツヤ感がなくなるぐらいを目安に、軽くかけるのがポイントです。このサンディングの目安ははじめての人には少し難しいかもしれません。「ネイルUP!」88号の63ページで詳しく写真で紹介していますので、チェックしてみてください。

 

ここまででケアと下準備完了です。やっとジェルを塗ることができます。

まずベースジェルという透明のジェルをツメ全体と、ツメ先の断面にあたるエッジに塗ります。エッジにも塗ることで、ネイルの持ちが良くなるのです。このベースジェルとは化粧の下地のようなもので、ツメをフラットにして、カラージェルの色素沈着を防いでくれます。

ベースジェルをライトで硬化したら、いよいよカラージェルを塗ります。

今回は「ドロップカラー」という、普通のカラージェルよりも透明感があり、塗ると薄っすら透けるカラージェルを使用しました。少し混ぜるだけで、キレイなニュアンスに仕上がるので、初心者でも扱いやすいそうです。

ドロップカラーのパープルと、ターコイズブルーをツメにランダムにのせて、ほんの少しずつ混ぜながらツメ全体に広げて塗ります。このときにも、エッジに塗ることを忘れてはいけません。

またきっちり混ぜたくなるのを我慢して模様を整えたら、ライトで硬化します。

 

ジェルネイルの楽しみのひとつ、パーツなどでデザインを作っていきます。

今回は数本だけにパーツを使い、残りのツメにはラメを軽くのせることにしました。

オーロラフィルムという、角度によって色が変化して見える薄いフィルムを使います。まずはツメにのるサイズにランダムに切ります。

トップジェルという仕上げ用のジェルを少し塗り、接着剤代わりにしてオーロラフィルムを数枚のせます。このとき、なるべくツメとオーロラフィルムの間のトップジェルを押し出し、ぴったりくっつけることで、奥行きのある仕上がりになります。フィルム配置のバランスを確認し、ライトで硬化します。

さらにトップジェルをツメ全体に塗り、ライトで硬化します。未硬化ジェルという、硬化しきれなかったジェルがツメ表面でベタつくので、ジェルクリーナーという溶液で拭き取り、ジェルネイルの完成です。トップジェルの種類によっては、未硬化ジェルが出ない、ノンワイプトップというものもあります。

オーロラフィルムのほかに、ストーンやワイヤーなどのパーツもいくつか付けてみました。これらはフィルムと同じくトップジェルで接着したのちに、パーツとツメの間の隙間をトップジェルでさらに埋めて固定します。

パーツは、ツメ元にバランス良くのせるのがポイントと編集制作で教わったので、パーツ類はツメ元でまとめてみました。

透け感のあるドロップカラーに、オーロラフィルムを埋め込んだことで、奥行きのあるキラキラネイルに仕上がりました。今回の所要時間はおよそ2時間です。

雑誌制作を通して何度も見てきた工程でしたが、実際に自分でやってみるとイメージしていたよりも難しく、もたつくことだらけでした。しかし自分でツメをキレイにして、アートを仕上げるのはとても面白く、楽しかったです。この経験を今後の雑誌作りに活かしていけるよう頑張りたいと思います。

さかぐち
フィグインク所属。カフェインとアルコールを愛してやまない編集者。趣味のマンガ・アニメなどのサブカルチャーや、小物作りに関した本が作りたいです。