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【編集者冥利に尽きるとき】パネルやポップを作ってもらえたとき!

2020年3月9日
編集後記
かわしま

みなさん、本はどこで買っていますか?

大型書店や街中の小さな書店、それとも通販サイトでしょうか。

私たちは編集制作会社なので、本を作った後の販促については、出版社さんや書店さんにお任せすることがほとんどです。

そのため、自分たちが作った本がどこの書店でどのように売られているのかを知ることは、なかなかできません。

 

それでも、ありがたいことに、ときどき出版社の担当さんから「書店さんでこういう売り場を作ってもらいました!」というご連絡とともに、現場の写真をいただくことがあります。

 

例えば、今年の冬に私が制作したイラストブック『秋赤音画集 余波』(玄光社発行)は、秋葉原の書店でこのようにパネルを設置していただきました。

 

有隣堂ヨドバシAKIBA店さん

秋赤音画集 余波

玄光社発行 (2020/1/29発行)

 

国内外で活躍し、さまざまなコンテンツを手がける秋赤音さんの美麗イラスト。その魅力を十分に引き立てる素敵なパネル展です。

 

また、去年の夏に制作したウマは1本の指で立っている!くらべる骨格 動物図鑑(新星出版社発行)ではこのように、顔をはめられる等身大パネルを制作して頂きました。

(※写真は出版社さんの方です)

須原屋武蔵浦和店さん

 

紀伊國屋ららぽーと横浜店さん

 

ウマは1本の指で立っている!くらべる骨格 動物図鑑

新星出版社発行 (2019/7/22発行)

等身大パネルはそのほか複数の書店さんでも置いて頂いたようでした。

この書籍は動物の骨格の不思議を人間の骨格に当てはめて解説する、という内容の本で、

おかげさまで発売前重版しました。

新星出版社さんのHPでは、「なんの動物のポーズ」クイズも楽しめます。

 

著者さんやイラストレーターさん、デザイナーさんといろいろな人たちと試行錯誤しながら制作した本。

読者のみなさんに買っていただくのはもちろん、

出版社さんや書店さんが、数ある新刊の中で「この本を売りたい!」と選んで下さったんだな、と思うと、編集者冥利に尽きます。

これからも、より良い本を作れるように精進していきたいです。

 

 

かわしま
フィグインク所属。日々、新しい本のネタ探しに奔走中。食べることと飲むこと、妖怪や動物が好きです。