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スタジオダンクで心機一転! ミドル世代の新入社員です

2023年8月18日
コラム
加藤

初めまして。6月よりスタジオダンクの一員になりました、加藤です。

毎日少しずつだけど、この会社にも慣れてきて、気づいたらもう二ヶ月。

本当に、時の経つのは早いものです。

 

さて、実は私。

フレッシュな新入社員という訳ではなく、結構なお年頃。

出版社や制作会社でそれなりの年数を経験し、スタジオダンクにたどり着きました。

40歳というK点を大きく飛び越えたおじさんが、どうして今更転職なんて? と、家族も友人も皆、不思議と不安が入り混じった顔で、私を見ておりました。

当然私自身にも、不安はありました。

 

「この年齢で再就職できなかったらどうしよう」と。

 

じゃあ転職なんて考えなければいいんじゃない?

至極もっともな質問です。

 

それでも転職という選択に踏み切ったのには、色々な理由が、複雑に絡み合った末のことでした。

一番の要因は、コロナ禍で、時間の大切さについて、改めて思い知らされたこと。

 

時間は決して無限ではなく、有限です。

限りある時間を有意義に、後悔なく、充実して使いたい。

生きていくために仕事は必要だけれども、仕事のために生きていく人生はつまらない。

そう感じてしまったのです。

 

そして始めた転職活動。

自分の足跡を振り返り、それでもぶれなかったことと言えば『何かを一から作り出す』こと。

程なくして、スタジオダンクの存在を知りました。

面接時、初めて足を踏み入れたスタジオダンクで最初に感銘を受けたのは、社員を大切にする社風とか、魅力的な仕事内容ではなく、実は会社内の雰囲気でした(ここだけの話)。

おしゃれなカフェを彷彿とさせる、素敵なフリースペースです。

普段はここでお昼を食べたり、オンラインで打ち合わせをしたり、たまにぼーっとしたりもします。

 

「ああ、ここで仕事をしたいなぁ」

 

直感で、そう思いました。

 

人生は、勉強の積み重ね。

勉強で得た知識が幾重にも層を成し、長い時間をかけて、人を彩っていくのだと思います。

もちろん今は、インターネットで簡単に情報を調べられる世の中です。

反面、情報は玉石入り混じり、それを見極める目が必要不可欠となります。

その点において『本』という存在は、一度上梓してしまえば取り返しがつかない分、情報の真偽をしっかり吟味して、妥協なく作られる代物です。著者の想い、編集者の想いが一冊の『本』という世界に、惜しげもなく注ぎ込まれています。

自分の携わった『本』が誰かの知識の役に立ち、またあるいは喜ばせることができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

それが、スタジオダンクに入社したいと思った、一番の理由です。

 

歳はとっても、初心を忘れずに。

誰かの心を掴んでやまない、そんな『本』がこの先、作れますように。

加藤
スタジオダンク編集部所属。広く浅く色々なものに興味を示すも、やっぱり筋トレが一番好き。
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